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LOVE HOLIC

少しでも楽しく生きるために

プライドを捨てる

会社の仕事がだんだん回らなくなっていった時期がある。アウトプットよりも圧倒的に多いインプット。膨れ上がった負債を少しでも減らすために、とにかく目の前の仕事を片付けるしかなかった。それでも仕事が積み上がる速さは増していき、自転車操業が続き、とうとう持っている仕事の量も進捗もわからなくなってしまった。

こんなことになってるなんて誰にも言えない。
無能だと思われてしまう。
期待してくれている人達に応えられない自分が情けない。
毎日薄氷を踏む気持ちで冷や汗をかきながら出勤していた。

しかしその負債が白日に晒される時がきた。後任者に引き継ぐことになったのだ。
自業自得ではあるが、彼らから毎日責められたのは辛かった。
どんどん追い詰められていった挙句、事態はひどくおおごとになって終わった。

プライドなんか捨てて、できない、わからないと言えばよかった。
無責任に聞こえるかもしれないが、できなくても、わからなくても、いいんだ。人間の能力には限界があるのだから。
できない時にできないと言える勇気を出したら、未来は変わったはずだ。